三菱 シーケンサ QCPU バッテリー異常時にバッテリーLED表示を点灯させない
(消灯)方法について解説させて頂きます。
バッテリー異常時やバッテリーレス動作させる場合にバッテリーLEDが
点滅してしまいますが、消灯させたい場合は、特殊データレジスタの値を
変更すれば、簡単に消灯させることができます。
特殊データレジスタのSD209に16進数で『00A0』を書込むと
バッテリーLEDは点滅していても、強制消灯となります。
【優先順位設定エリア】
バッテリーエラーは、優先順位9となります。
【SD7~SD9のデフォルト値】
SD207=4321
SD208=8765
SD207=00A9
デフォルトで設定されている値は上記です。
優先順位9のところには9が設定されています。
それを0に変更します。
00A9を⇒00A0に書き換えます。
【ラダー図】
回路の説明
MOV命令で16進数の00A0=0A0を特殊データレジスタのSD209に
書き込む命令となります。
上記のラダーを作製し書き込み後、リセットか再起動で
強制消灯が反映されます。
元からバッテリーエラーをチェックしない設定にすることもできます。
下記のバッテリーレス運転の記事の中に設定方法の解説があります。
これで三菱 シーケンサ QCPU バッテリー異常時にバッテリーLED表示を点灯
させない(消灯)方法について解説を終了させて頂きます。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
三菱シーケンサ QCPU プログラミングメニュー画面スポンサーリンク
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当記事は、2017年4月1日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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