三菱製インバータ(FR-Eシリーズ)を CC-Link 制御(三菱Q-CPU)で動かす実配線図及びラダープログラム公開

三菱製インバータ(FR-Eシリーズ)を CC-Link 制御(三菱Q-CPU)で
動かす実配線図及びラダープログラムも公開しています。

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今回は三菱制 Eシリーズのインバータ内蔵オプション型式:FR-A7NCを
搭載させてCC-Link制御します。

■今回使用する機器

〇 インバータ
型式:FR-E720-0.4K
Eシリーズの400Wタイプ
(DシリーズはCC-Linkl制御基板搭載不可)

〇 内蔵オプション型式:FR-A7NC

〇 CC-Link マスター(親機):QJ61BT11N
CPU はちなみに Q00UJCPU です。

■配線図

上の図ですが、CC-Link制御しますので、STFに繋がっているY10
アラーム出力に繋がっているX1Dは不要です。

インバータ型式:FR-E720-0.4Kの内部にFR-A7NCのCC-Linkボードを内蔵します。

CC-Link マスター(親機)の QJ61BT11N は ベースユニットのスロット2に設置
しています。

上の図はCC-Link機器が全部で7台ありますが、6台目と7台目がインバータです。
今回は赤枠の6台目 CC-LINK6 で 説明させて頂きます。

内蔵オプション基板のFR-A7NCにあるディップスイッチ(SW2)の設定は
CC-LINK6のインバータは、終端抵抗なしですので 1:OFF 2:OFF です。

■インバータに設定するパラメータです。(CC-LINK6用)

Pr542 の 通信局番はです。CC-LINK6ですがCC-LINK1が2局占有の為

■CC-Link ネットワークパラメータ設定です。

総接続台数:7
リモート入力: X400 ~
リモート出力: Y400 ~
リモートレジスタ:RWr W0 ~
リモートレジスタ:RWw W100 ~

今回説明しているCC-Link6は
リモート入力: X4C0~X4DF
リモート出力: Y400 ~Y4DF
リモートレジスタ:RWr W18 ~W1B
リモートレジスタ:RWw W118 ~W11B
となります。

■CC-Linkのリモート入出力です。

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■ラダープログラムです。
(ラダーはすごく簡単です。)

ラダープログラムの説明

1,2行目:CC-Link接続のインバータの状態を確認する回路(実際は不要)
3,5行目~:装置手動モード時のタッチパネル手動時設定値を書き込みする回路
4,5行目~:装置自動モード時のタッチパネル自動時設定値を書き込みする回路
6,7行目~:モーターを正転指令する回路
8行目~:異常リセットする回路

これで 三菱製インバータ(FR-Eシリーズ)を CC-Link 制御(三菱Q-CPU)で
動かす実配線図及びラダープログラムも公開
を終了させて頂きます。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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当記事は、2023年4月3日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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