三菱FXシーケンサ (今回の例 FX3UC)キーエンス製タッチパネルと接続
実例付きで解説致します。
○使用機器の選定
・シーケンサCPUはFX3UCを使用
・キーエンス製タッチパネルはVT3-W4TAを使用
(型式の末尾がA付きがRS422仕様)
○接続条件
・FX3UC標準搭載のRS422ポートと VT3-W4TAのPORT2接続します。
○回路図
〇キーエンス製のケーブルOP-89618を使用する場合の配線
OP-89618は片側はミニDIN8P丸型でFX3UCのRS422ポートに接続します。
反対側はコネクタではなく電線が出ている状態です。
7本の線が出ていて、色を頼りにVT3のPORT2に接続します。
・VT3のPORT2に各色の線を接続します。
6番と7番は接続しません。
1 | TXDA | 黒 |
2 | TXDB | 白 |
3 | RXDA | 茶 |
4 | RXDB | 青 |
5 | SG | 紫 |
6 | NC | |
7 | NC | |
8 | CTSA | 黄 |
9 | CTSB | 緑 |
〇ミニDIN8Pコネクタを使って自作される場合
ミニDIN8Pの写真
上図がミニDIN8Pのコネクタの配列です。
上の写真の様に端子にハンダ付けして製作します。
VT3のPORT2側の配線はOP-89618を使う場合と同じです。
配線作業の解説は終了です。
スポンサーリンク〇次はパラメータ設定です。
FX3UC、VT3-W4TA共に本体のスイッチ設定はありません。
○三菱側FX3UC はパラメータ設定もありません。
(GX-Works2等で設定する『PCパラメータ』設定不要です。)
〇キーエンス側 VT3-W4TAには設定が必要です。
VT-STDIOで設定します。
VT-STDIO上部のタグから『リソース』→『PLC機種設定』をクリックすると
機種設定が開きます。
・シリーズ:VT3シリーズ
・機種:VT3-W4T
上図の様に選択後、OKをクリックする。
VT-STDIO上部のタグから『リソース』→『VT本体システム設定』→『PLC通信条件』
をクリックするとPLC通信条件が開きます。
・PLCシリアルI/F:RS-422A 4線式
・ボーレート:115200 bit/s
・データビット長:7ビット
・ストップビット:1ビット
・パリティ:偶数
・制御方式:ER制御
(チェックサム、CR、LF、高度な設定は設定不要)
これでキーエンス製タッチパネルと接続の解説を終了させて頂きます。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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当記事は、2016年10月25日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します
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