抵抗器のカラーコードを解説致します。
カラーコードはJIS規格で色と数字が決められています。
下図の様に抵抗器の本体の着色により抵抗値を識別します。
第1数字~第4数字まであります。
上図の抵抗の場合は 茶 茶 黒 銀 ですので 110Ω±10%です。
色 | 第1数字 | 第2数字 | 第3数字(乗数) | 第4数字(許容差) |
黒 | 0 | 0 | 10の0乗=1 | |
茶 | 1 | 1 | 10の1乗=1 0 | ±1% |
赤 | 2 | 2 | 10の2乗=100 | ±2% |
橙 | 3 | 3 | 10の3乗=1000 | |
黄 | 4 | 4 | 10の4乗=10000 | |
緑 | 5 | 5 | 10の5乗=100000 | |
青 | 6 | 6 | 10の6乗=1000000 | |
紫 | 7 | 7 | 10の7乗=10000000 | |
灰 | 8 | 8 | 10の8乗=100000000 |
白 | 9 | 9 | 10の9乗=1000000000 | |
金 | 10の -1乗=0.1 | ±5% | ||
銀 | 10の -2乗=0.01 | ±10% | ||
無着色 | ±20% |
○参考例
上図の抵抗の場合は 赤 黒 橙 銀 ですので 20KΩ±10%です。
○カラーコードの覚え方
0 | 黒 | 黒い礼服 |
1 | 茶 | 茶を一杯 |
2 | 赤 | 赤鬼 |
3 | 橙 | 第3の男 |
4 | 黄 | 岸 恵子 |
5 | 緑 | 緑子 |
6 | 青 | 青虫 |
7 | 紫 | 紫式(7)部 |
8 | 灰 | ハイヤー |
9 | 白 | 釧路 |
上記に記載させて頂きましたのは4本帯のカラーコードの読み方です。
5本帯の場合は第4数字が乗数となり第5数字が許容差となります。
これで抵抗器のカラーコードの解説を終了させて頂きます。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
スポンサーリンク
当記事は、2016年10月24日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
当サイトに掲載中の画像は当サイトで撮影又は作成したものです。商用目的での無断利用はご遠慮願います。