AC100V電気製品(家電製品、パソコン、テレビ、冷蔵庫エアコンなど)の消費電流の
測定方法を記載させて頂きます。
〇ラインセパレータとクランプ式テスターがある場合
ラインセパレータが無い場合の測定方法もこのページの後半で解説
ラインセパレータはAC100V機器の電流測定に便利の器具です。
クランプ式電流測定用テスターをクランプできる形になっています。
下の写真はノートパソコンの消費電流を測定する例です。
ノートパソコンのコンセントを一旦外して、ラインセパレータを挿入します。
詳細写真
ラインセパレータにクランプ式テスターをクランプします。
あとは解説する必要はないと思いますが、表示されている数値を読みます。
スポンサーリンク〇ラインセパレータとクランプ式テスターがない場合
普通のテスターで測定する方法です。
電流測定モードに切り替えます。
直流⇔交流のモードを交流(~)に切り換えます。
電流を測定する機器(今回はパソコン)のコンセントを
図の様に片方だけ差し込み、片方は露出する様にします。
余ったコンセントの穴に片方のテスターリードを挿入し
もう片方のテスターリードを露出しているコンセントの端子に
当てる様にします。
そして表示を読みます。
今回はノートパソコンの充電のみなので、消費電流は凄く低いです。
この測定方法はあまり良くない測定方法ですが
ラインセパレータ等がない場合で直ぐに測定したい場合には
有効ですが、あまり消費電流の大きな、冷蔵庫やエアコンの場合は
流れる電流が大きい為、危険ですので、ラインセパレータをご用意頂いた
方が良いです。
何れにしても、くれぐれもご注意ください。
下記に図で解説させて頂きます。(電気的な接続イメージです)
電流測定の場合はテスターを直列に挿入します。(上図参照下さい。)
回路を切断して、途中にテスターを挿入するイメージです。
電圧測定の方が一般的によく測定しますが、その場合は並列に接続します。
回路を切断しなくて良いので、測定が楽です。
これでAC100V電気製品(家電製品、パソコン、テレビ、冷蔵庫エアコンなど)の消費電流の
測定方法の解説を終了させて頂きます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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当記事は、2018年3月9日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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