三菱シーケンサ ADコンバータ(Q68AD-G)の使い方 デジタル圧力センサー(AP-C31)のアナログ出力を取込みます。

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三菱シーケンサ ADコンバータ(今回の例Q68AD-G)の基本的な使い方と
詳細な実例付きで紹介致します。

○テスト条件
・シーケンサCPUはQ02UCPUを使用。
・ADコンバータはQ68AD-Gを使用。
・キーエンス製デジタル圧力センサー(AP-C31)のアナログ出力を取り込み
・GX-Works2がインストール済みのパソコン。

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Q68AD-G

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・入力レンジ:1-5V を選択   ・通常分解能モードを選択

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AP-C31

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AP-C31でアナログ出力機能を使うには、パラメータ設定でアナログ出力を
選択する必要があります。詳細は下記のページを参照お願いします。

キーエンス デジタル圧力センサー AP-C30シリーズ の使い方

まずはハード的な接続からです。
Q68AD-Gのベースユニットの配置ですが、今回は下図の位置に配置しています。

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ベースユニットの左から5番目、スロット4に配置しています。

・次はデジタル圧力センサーのアナログ出力線をADコンバーター(Q68AD-G)の
入力に接続します。

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○AD変換についての説明

 デジタル圧力センサー(AP-C31)が圧力を受けていない時(圧力が0)は出力は1V

 圧力を101.3kpa受けている時は出力は5Vとなります。

デジタル圧力センサー(AP-C31)のアナログ出力線(ピンク色)が極性プラス出力に
なりますので、三菱ADコンバータユニット(Q68AD-G)の1番端子(CH1の電圧入力+)
に接続します。

アナログ出力の極性マイナス側は電源と共通の為
電源線(青色)を極性マイナス側として
三菱ADコンバータユニット(Q68AD-G)の2番端子(CH1の電圧入力-)に接続します。
もちろん、青線は電源のマイナス(GND)にも接続します。
茶色線は電源のプラス(+24V)に接続します。

・三菱ADコンバータユニット(Q68AD-G)の設定をします。
GX-Works2を立ち上げ、『PCパラメータ』を設定します。

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・パラメータ設定のI/O割付設定でスロット4に上図の用にQ68AD-Gを割り付ける。
この画面のスイッチ設定は不要です。
(詳細はインテリジェント機能ユニットで設定しますので)

パラメータ設定のI/O割付の詳細は下記のページに記載しています。

三菱 QCPUパラメータ設定 I/O割付

・次はインテリジェント機能ユニットを設定します。

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インテリジェント機能ユニット → 新規ユニット追加でQ68AD-Gを追加する。

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スイッチ設定をクリックすると『スイッチ設定』がポップアップしますので
・CH1の入力レンジを『1-5V』を選択する。(キーエンスAP-C31の出力に合わせる)
・分解能モード設定で通常分解能設定を選ぶ。高分解能設定もありますが
今回は通常でよいので。

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・運転モード設定は通常モードを選択する。

OKをクリックする。

次はパラメータ設定です。

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上図左の赤枠のパラメータをクリックするとパラメータ設定が開きます。
CH1の項目を設定します。『A/D変換許可/禁止』の項目は必ず『許可』に設定します。
『平均処理設定』は今回『時間平均』にしましたが『サンプリング』や『回数平均』も
選択できます。
その他も必要に応じて設定して下さい。今回は上図の設定としています。

次は自動リフレッシュ設定です。

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・自動リフレッシュをクリックしますと自動リフレッシュ設定が開きます。
デジタル出力値:D3000を設定しました。(このアドレスにAD変換値が出力されます。)
最大値:D3002を設定しました。(このアドレスに最大値が出力されます。)
最小値:D3004を設定しました。(このアドレスに最小値が出力されます。)
エラーコード:D3006を設定しました。(このアドレスにエラーコードが出力されます。)

次はラダープログラムの作成ですが、その前にQ68AD-Gの入出力の確認です。

AD変換ユニットQ68AD-Gの入力信号表です。

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AD変換ユニットQ68AD-Gの出力信号表です。

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ここからプログラム(ラダーの作成です。)

・エラークリアのプログラムです。

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エラーが発生した場合にリセットボタンでエラークリア要求をするラダーです。

・メインプログラムです。(簡単です)

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回路説明
1行目
X80(ユニットレディ)の場合にAD変換値をD3000で受け取ってD3020にコピーする。

後の回路でスケーリングしますので、念の為、D3000に影響が無い様にしています。
2行目
エラーコードをD3006で受け取ってD3026にコピーする。

こちらも念の為、コピーしています。
3、4行目
スケーリング回路

デジタル圧力センサーが101.3kpa(フルスケール)受けている時は出力は5Vとなります。
ADコンバーターQ68AD-Gに 5V 入力している時、デジタル出力値は4000となります。

5行目
負圧表示したいので、『DNEG』命令で極性を逆にして、負圧のイメージと
合う様に、ー表示(マイナス表示)としています。

これで三菱ADコンバータQ68AD-Gの使い方の説明は終了です。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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当記事は、2016年10月15日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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