三菱製 シーケンサ L02CPUの表示ユニット L6DSPU
にラダープログラムから文字を表示させる方法を
実例付きで紹介させて頂きます。
表示ユニット L6DSPU にエラー情報
例:非常停止 や サーボアラーム などの文字データ表示させます。
〇テスト条件
・シーケンサはL02CPUを使用
・ラダープログラム作成用パソコンソフトは GX-Works2 です。
〇使用する命令
ユーザメッセージという機能を使用します。
命令『UMSG』です。
『UMSG』は実行条件がONすると表示ユニット L6DSPU に
ユーザメッセージとして指定した文字を表示します。
“非常停止中” という文字を表示させてみます。
GX-Works2 での入力手順は
UMSG␣”非常停止中”⏎ → [UMSG␣”非常停止中”] です。
実行条件の『M10』の接点をONにすると『非常停止中』と
表示ユニット L6DSPU のウィンドウに表示します。
↓
予めデータレジスタ等に文字データを設定する必要はありません。
スポンサーリンクつぎはラダープログラム2行目の実行条件 M11 を
ONにして”サーボアラーム 過負荷”と表示させます。
↓
〇メッセージの解除(元の表示に戻る)条件
・表示ユニット L6DSPU の『ESC』又は『OK』ボタンを押す
操作をすればメッセージの表示は解除されます。
・ラダープログラムからの解除は
実行条件がOFFになっても表示され続けますので
ラダープログラム3行目の実行条件 M12 を
ONにして表示を解除させます。
[UMSG␣””] です。
↓
時計表示に戻りました。↑
命令『UMSG』を使用すれば
凄く簡単に文字を表示ユニット L6DSPU に
表示することができます。
これで三菱製 シーケンサ L02CPUの表示ユニットL6DSPUに
ラダープログラムから文字を表示させる方法の解説を終了
させて頂きます。
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当記事は、2018年12月26日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。