オリエンタルモーター製 スピードコントロールモーターの制御 回路図付きで
解説させて頂きます・
○今回の動作条件
・モーターはAC100Vの 5IK40UGV-JAM(40W) を使用。
・コントローラーは DSC-MU(電源DC24V) を使用。
・指令はシーケンサからで回転数はボリュームで調整。
〇モーター
ブレーキ付の40Wタイプを使用しました。
型式 | 5IK40UGV-JAM |
取付角寸法 | 90mm |
時間定格 | 連続 |
モータータイプ | スピードコントロールモーター インダクションタイプ |
電磁ブレーキ | あり |
最大出力 | 40W |
コンデンサ (付属) | CH110CFAUL2、容量: 11μF |
〇ギアヘッド
型式 | 5GV7.5B |
取付角寸法 | 90mm |
減速比 | 7.5 |
回転方向 | モーターと同方向 |
〇コントローラ
型式 | DSC-MU |
制御電源 | DC24V |
回転速度設定方法 | ・操作パネルによる設定 最大4パターンの運転データを設定可能
・外部速度設定器: (可変抵抗器 1/4 W) ・外部直流電圧:DC0~5 V、またはDC0~10 V |
入力信号 | ・フォトカプラ入力 入力抵抗4.7kΩ
・IN0~IN5 入力(6 点)へ任意に信号割付可能 ・シンク入力/ソース入力 選択スイッチにより切り替え可能 |
出力信号 | ・フォトカプラ・オープンコレクタ出力
・OUT0、OUT1出力(2 点)へ任意に信号割付可能 ・シンク出力/ソース出力 外部配線にて対応 |
〇回路図
[ 回路図の説明 ]正転:Y20をONしている間だけ、正転します。
逆転:Y21をONしている間だけ、逆転します。
速度切替:Y22をONすれば、速度調節が外部接続のボリュームから
内部パラメータで設定した値に切り替わります。
ブレーキ解除:回路図の『LY』リレーをONすればブレーキが解除になります。
(メンテナンス時に使用します、通常は正転/逆転すれば
自動でブレーキ解除します。)
加速/減速時間などはパラメータで設定可能です。
複雑な動作には向いていませんが、非常に簡単に
使えて、良いスピードコントロールモーターだと
思います。
これでオリエンタルモーター製 スピードコントロールモーターの
解説を終了させて頂きます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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当記事は、2018年2月13日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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