三菱シーケンサ FXタイプ 各機種の補助リレー(M番)の使い方を解説させて頂きます。
〇 補助リレー番号と種類
【FX3U/FX3UC シーケンサ】
一般用 | 停電保持用 | 停電保持専用 | 特殊用 |
M0~M499 | M500~M1023 | M1024~M7679 | M8000~M8511 |
500点※1 | 524点※2 | 6656点 | 512点 |
※1 非停電保持領域(キープしない)
パラメータにより停電保持領域(キープ)に変更できます。
※2 停電保持領域(バッテリーキープ)
パラメータにより非停電保持領域(キープしない)に変更できます。
【FX3G/FX3GC シーケンサ】
一般用 | 停電保持用 | 一般用 | 特殊用 |
M0~M383 | M384~M1535 | M1536~M7679 | M8000~M8511 |
384点 | 1152点※3 | 6144点※4 | 512点 |
※3 停電保持領域(EEPROMキープ)
※4 オプションのバッテリー使用時には、パラメータの設定により
電保持領域(バッテリーキープ)に変更できます。
【FX3S シーケンサ】
一般用 | 停電保持用 | 一般用 | 特殊用 |
M0~M383 | M384~M511 | M512~M1535 | M8000~M8511 |
384点 | 128点※3 | 1024点 | 512点 |
※3 停電保持領域(EEPROMキープ)
〇 補助リレーの解説
補助リレーは外部に直接出力することはできません、外部に出力したい場合は
出力リレー(Y番)を介して行います。
ラダープログラム上、補助リレーの接点の数に制限はありません。
補助リレーのコイルについては、出力リレー(Y番)と同じで基本的に1個です。
重複すると2重コイルになります。
〇 機能と動作例
・一般用
一般用補助リレーはシーケンサの電源をOFFにすると、全てOFFになります。
・停電保持用
600は停電保持用の補助リレーなので、停電などによりX001がOFF(開路)しても
再起動時には動作(ON)を続けています。
但し、再起動時X002がON(閉路)しているとM600は不動作(OFF)となります。
〇 停電保持専用リレーを一般用として使う方法
MZRST M1024 M1999 は M1024~M1999を全てリセット(OFF)する命令です。
したがって、電源起動と同時にM1024~M1999がリセットされます。
これで三菱シーケンサ FXタイプ 各機種の補助リレーの使い方の解説を終了
させて頂きます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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三菱 FXシーケンサ プログラミング メニュー画面
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当記事は、2017年1月30日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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