三菱シーケンサ QCPU 内部カウンタの使い方を
解説させて頂きます。
カウンタとはシーケンスプログラムで入力条件の立ち上がり回数を
カウントするデバイスです。
カウント値と設定値が同一になるとカウントアップし、接点がONします。
カウンタは加算式です。
カウンタのコイルがOFF → ON に変化したとき、現在値(カウント値)
を+1し、カウントアップ(現在値=設定値)するとカウンタの接点が
ONします。
カウントアップ後はリセット(RST)命令を実行するまで、カウント値及び
接点の状態は変化しません。
使用例
カウンタC0 は設定値がK10ですので10回カウンタです。
設定値は10進数でK1~K32767まで設定できます。
16進数(H)は設定できません。
接点M1のOFF→ONの回数をカウントします。
カウント10回で接点C0がONします。
接点M2のONでリセット命令が実行され、カウント値及び接点C0がリセット
されます。
【設定値を間接指定】
データレジスタ D100 を設定した例
設定値にデータレジスタを設定できます。
これで三菱シーケンサ QCPU 内部カウンタの使い方の
解説を終了させて頂きます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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当記事は、2017年5月3日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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