三菱シーケンサ FXタイプ 各機種のタイマーの使い方を解説させて頂きます。
〇 タイマ番号と種類
【FX3U/FX3UC シーケンサ】
100ms形 | 10ms形 | 1ms積算形※2 | 100ms積算形※2 | 1ms形 |
0.1~3276.7秒 | 0.01~327.67秒 | 0.001~32.767秒 | 0.1~3276.7秒 | 0.001~32.767秒 |
T0~T199※1 | T200~T245 | T246~T249※3 | T250~T255※4 | T256~T511 |
200点 | 46点 | 4点 | 6点 | 256点 |
※1 T192~T199 はルーチンプログラム用
※2 バッテリーにより停電保持します
※3 割り込み実行キープ用
※4 キープ用
【FX3G/FX3GC シーケンサ】
100ms形 | 10ms形 | 1ms積算形※2 | 100ms積算形※2 | 1ms形 |
0.1~3276.7秒 | 0.01~327.67秒 | 0.001~32.767秒 | 0.1~3276.7秒 | 0.001~32.767秒 |
T0~T199※1 | T200~T245 | T246~T249※3 | T250~T255※4 | T256~T319 |
200点 | 46点 | 4点 | 6点 | 64点 |
※1 T192~T199 はルーチンプログラム用
※2 EEPROMメモリにより停電保持します
※3 割り込み実行キープ用
※4 キープ用
【FX3S シーケンサ】
100ms形 | 100ms/10ms形 | 1ms積算形※2 | 1ms積算形※2 | 100ms積算形 |
0.1~3276.7秒 | 0.1~3276.7秒 0.01~327.67秒 |
0.001~32.767秒 | 0.001~32.767秒 | 0.1~3276.7秒 |
T0~T62 | T32~T62※5 | T63~T127 | T128~T131※3 | T132~T137※4 |
63点 | 31点 | 65点 | 4点 | 6点 |
※2 EEPROMメモリにより停電保持します
※3 割り込み実行キープ用
※4 キープ用
※5 特殊補助リレーM8028のコイルをプログラム上でONすることで10msタイマに
変更できます。
【機能と動作例】
〇 一般用100msタイマの動作例
100msタイマ T10はX001がONするとカウントを開始し
10秒カウントすると接点出力します。
T10の接点がONすると出力コイルのY2がONします。
X001がOFFになるか停電すればタイマT10はリセットされ
出力接点は復帰します。
〇 積算形100msタイマの動作例
積算形100msタイマ T250はX002がONするとカウントを開始し
精算カウントが15秒に到達すると接点出力します。
(積算カウントの途中でX002がOFFしたり停電しても
再動作時はカウントを続行します。)
T250の接点がONすると出力コイルのY3がONします。
リセット入力X005がONになればタイマT250はリセットされ
出力接点は復帰します。
これで三菱シーケンサ FXタイプ 各機種のタイマーの使い方の解説を終了させて頂きます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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三菱 FXシーケンサ プログラミング メニュー画面
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当記事は、2017年1月26日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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