三菱シーケンサQ-CPU CC-Link 診断編(接続不良確認) 解説

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三菱シーケンサ (今回の例QCPU)CC-Link診断編
(接続不良確認)解説致します。

■機器のLED表示による診断
○マスタユニット
マスタユニットとリモートユニットのリンクが正しく動作していない
又、リモートユニットの出力が機能しない等の場合
マスタユニット(親局)QJ61BT11Nの本体上部のLED表示
で一次診断できます。

mcc30

・RUNが点灯していない場合はユニットが正常に動作していない状態です。
ベースユニットへの取り付けが確実に取り付けされているか等確認して下さい。
・L RUN が点灯していない場合は各設定を確認して下さい。
・SDやRDが点灯していない場合はCC-Linkケーブルと終端抵抗の配線を
確認して下さい。
また、終端抵抗の抵抗値(Ω)がシステムに合致しているか確認して下さい。
・MSTが点灯していない場合は、マスタ局として設定されているか確認して下さい。

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CC-Link 設定編はこちらです。

三菱 CC-Link 入門 接続/設定編

抵抗器のカラーコードの読み方はこちらです。

抵抗器のカラーコードの読み方

○リモートI/O局
リモートI/O局(子局)の本体上部のLED表示
で一次診断できます。

mcc31

・PWが点灯していない場合はユニットにDC24V電源が供給されているか
確認して下さい。

・L RUN が点灯していない場合は各設定を確認して下さい。

CC-Link 設定編はこちらです。

三菱 CC-Link 入門 接続/設定編

■パソコンツール(GX-Works2)による診断

パソコンとCPUユニットを接続する。
GX-Works2を起動し上部のタグの
『診断』→『CC-Link / CC-Link LT 診断』をクリックする。

mcc32

診断結果が表示されます。
マスタユニット 、リモートユニットで発生している全てのエラー、警報を表示します。

これでCC-Link診断の解説を終了させて頂きます。

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最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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当記事は、2016年10月23日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。

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