三菱シーケンサ(今回の例FX3UC)のバッテリー(電池)交換方法を記載します。
○必要なもの
バッテリー 型式:FX3U-32BL 三菱電機製
バッテリーの交換時は電源をOFFにしてから実施します。
内部にスーパーキャパシタが内臓されているので、電源をOFFにした状態で
バッテリーを取り外しても、プログラムメモリの記憶は保持されます。
可能でしたら、念の為プログラム データのバックアップを行ってください。
パソコンと接続 → 読み出し→保存
下記に詳細手順を記載いたします。
・シーケンサへの通電をOFFにします。
(可能でしたら10分程度通電してからOFFにした方が良いです。
内部のスーパーキャパシタに充電する為です。)
・CPUユニットのランプが全て消えていることを確認する。
赤枠の場所にバッテリーが格納されています。
・上の写真の箇所にバッテリーが格納されているので、カバーを取り外す。
・バッテリーのコネクタを外す。
・バッテリー(FX3U-32BL)を引き抜く。
・上記の逆の手順で新しいバッテリーを取り付ける。
スポンサーリンク三菱さんの技術相談で聞いたところ、電源OFFでバッテリーが外されている
状態でも5分間はスーパーキャパシタでメモリーを保持しているとのことです。
(5分以内に交換したほうが良いとのこと)
管理人が何分間保持できるか、テストを実施した結果、1週間程度保持できました。
(もちろんテスト条件によりますし、それを保証できませんが)
メーカーさんは恐らく安全を考慮し5分と言われてますが
実際はもう少し長く保持できるのではないかと思います。
あわてないで交換して良いと思います。もちろん5分あれば交換できますが。
あくまでも個人的な意見です。
FX3U-32BLは電圧3Vでメーカーさんによると、電池の寿命の目安は約5年ということです。
使用状況や環境により変わるとのことです。
参考までに
スーパーキャパシタとは、電池とコンデンサーの中間的な存在で、コンデンサーの様に
急速(短時間)に充電可能ですが、バッテリーの様に大容量を蓄電できない。
コンデンサーなので、電池より寿命が長い。
バッテリー型式:FX3U-32BL 三菱電機製
下記↓商品リンク(クリックで開きます。)
三菱FX バッテリーランプ点灯時の対応及びプログラム保持日数
三菱シーケンサ バッテリー型式一覧
三菱シーケサFXタイプバッテリー電圧値をGX-Works2から読み出しする方法
これで三菱シーケンサ(今回の例FX3UC)のバッテリー(電池)交換方法の
解説を終了させて頂きます。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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当記事は、2016年10月7日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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