KEYENCE 1D/2D コードリーダー SR2000W のは配線図及び制御ラダープログラムの紹介

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KEYENCE製 1D/2D コードリーダー SR2000W の配線図及び
制御ラダープログラムの紹介


上がコードリーダー本体(SR2000W)の写真です。
縦が88.3mmで横が55mm、高さ(厚み)38.7mmですので
少々大きめな、印象ですが、アンプレスです。

電源はDC24Vです。

シーケンサーとの通信はI/ORS232C及びイーサネット
選択できます。

専用パソコンソフトで通信設定やカメラ撮像設定を
する必要があります。

設定ソフト
Auto ID Network Navigator(SR-H6W)
が必要です。

パソコンとはUSB接続か又はイーサネットで通信できます。

〇 配膳図

配線は簡単です。
コードリーダー本体にあるコネクタが専用コネクタの為、ケーブルもセットで
購入する必要がありますが、制御ケーブルには電源線とI/O線及びRS232C
の線も一緒に入っています。

制御ケーブル:OP87224(2m) OP87225(5m) OP87226(10m)

シーケンサ(PLC)とイーサネット通信をする場合は別途イーサネットケーブルを
購入する必要があります。
コードリーダー本体のコネクタがイーサネット部も専用コネクタとなるので
市販の一般的なイーサネットケーブルが使えず、こちらも購入する必要が
あります。(片側が専用コネクタで片側が RJ45コネクタ)

イーサネットケーブル:OP87230(2m) OP87231(5m) OP87232(10m)

〇 動作テスト
SR2000WのPDFマニュアルに付いていたサンプルコードを
読み込ませてみました。

〇 設定ソフト Auto ID Network Navigatorを使ってセッティングと
コードナンバーを取得する

使い方は凄く簡単です。
パソコンにインストールしてUSBケーブルで接続すると
自動的に接続状態となります。
次に、『モニタ開始』ボタンを押す ⇒ 『オートフォーカス』ボタンを押す ⇒
『オートチューニング』ボタンを押す。
これで完了です。

〇シーケンサ(PLC)から制御する

既に記載させて頂きました様に、シーケンサとの通信は、RS232Cかイーサネットです。
I/Oのみも可能ですが、I/Oのみでは、コードNoの取得はできません。

RS232Cでもイーサネットでも、PLCリンク が使えますので、通信プログラムは不要です。
コードリーダー:SR2000W 側とPLC側にそれぞれ通信設定するだけで、つながります。

RS232Cを選択した場合はRS232Cケーブルを購入する必要はなく、制御ケーブルに電源線と
RS232C線も一緒に入っていますので、簡単です。3本(SD,RD,SG)の線を接続するだけです。
(上にある配線図参照下さい)

PLCリンクが接続されると下記のアドレスが使用できます。

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〇 ラダープログラム
ラダープログラムも凄く簡単です。

・ラダープログラムの解説

1行目:コードリーダーSR2000WからPLCに送られてくる信号を並べた回路です。
(これはモニター目的です、無くても問題ありません)

2行目:PLCからコードリーダーSR2000Wに送る指令信号を並べた回路です。
(これはモニター目的です、無くても問題ありません)

設定ソフト上でX70番とY60を指定して、通信で送受信する信号です。
(X70やY60のI/O線があるわけではありません)

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・ラダープログラムの解説

1行目:PLCから読み込み命令をする場合はONにします。

2行目:D2000番に読み出ししますので一旦PLCがRUNした時点でゼロとする回路です。

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1~3行目:コードリーダーSR2000Wへ読み込み命令を出す回路です。
Y60がONで読み込み命令です。

4行目:PLCのデータレジスタに書き込み許可を出す回路です。

5、6行目:コードリーダーSR2000Wからデータ書き込み完了を受け取る回路です。

7、8行目:1~3行目で読み込み命令を出した時に念の為、読み出し用データレジスタを
ゼロリセットする回路です。

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コードリーダーSR2000Wから送られてくるデータを受け取る回路です。

これでKEYENCE製 1D/2D コードリーダー SR2000W の配線図及び
制御ラダープログラムの紹介を終了させて頂きます。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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当記事は、2019年8月31日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。

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