三菱シーケンサ QCPU 特殊リレーを使った任意時間クロックタイマーの作り方を
解説させて頂きます。
既存のクロックタイマーは下記です。
それ以外の時間(中途半端な時間)で動作するクロックが
必要な場合に簡単に作成する方法を解説致します。
SM409 | 0.01秒クロック | 5msごとにON/OFF を繰り返す |
SM410 | 0.1秒クロック | 50msごとにON/OFF を繰り返す |
SM411 | 0.2秒クロック | 100msごとにON/OFF を繰り返す |
SM412 | 1秒クロック | 0.5sごとにON/OFF を繰り返す |
SM413 | 2秒クロック | 1sごとにON/OFF を繰り返す |
特殊リレーのSM414,SM415と特殊レジスタのSD414,SD415を使用します。
SM414 | 2n秒クロック | SD414で指定の時間(秒) ごとにON/OFFを繰り返す |
SM415 | 2n(ms)クロック | SD415で指定の時間(ms) ごとにON/OFFを繰り返す |
SD414 | 2n秒クロック
設定 |
2n秒クロックのnを 格納する 1~32767まで設定可(デフォルト30) |
SD415 | 2nmsクロック
設定 |
2nmsクロックのnを 格納する 1~32767まで設定可(デフォルト30) |
例として15秒(30秒)周期のクロックを作成してみます。
回路説明
1行目:SD414に15を書き込みます。
2行目:SM414をモニターする回路
SD414に15を書き込みするとSM414が15秒(30秒)周期のクロックに
なります。
この特殊リレーと特殊レジスタを組み合わせて使うと
簡単に任意時間のクロックが作成できます。
これで三菱シーケンサ QCPU 特殊リレーを使った任意時間クロックタイマーの
作り方解説を終了させて頂きます。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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当記事は、2017年4月30日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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