三菱シーケンサ(今回の例FX1)のバッテリー(電池)交換方法を記載します。
○必要なもの
バッテリー 型式:F2-40BL 三菱電機製
バッテリーの交換時は電源をOFFにしてから実施します。
内部にコンデンサが内臓されているので、電源をOFFにした状態で
バッテリーを取り外しても、プログラムメモリの記憶は保持されます。
可能でしたら、念の為プログラム データのバックアップを行ってください。
パソコンと接続 → 読み出し→保存
下記に詳細手順を記載いたします。
・シーケンサへの通電をOFFにします。
(可能でしたら10分程度通電してからOFFにした方が良いです。
内部のコンデンサに充電する為です。)
・CPUユニットのランプが全て消えていることを確認する。
・赤枠の場所にバッテリーが格納されています。
・上の写真の箇所にバッテリーが格納されているので、カバーを取り外す。
・バッテリーをホルダーから外します。(上方向に持ち上げる)
・バッテリーのコネクタを外す。(上方向に引き抜く)
コネクタを外してから30秒以内に新しいバッテリーのコネクタを
取り付ける必要がありますので、注意が必要です。
予め新しいバッテリーを準備しておく必要があります。
・バッテリー(F2-40BL)を取り出す。
・上記の逆の手順で新しいバッテリーを取り付ける。
交換完了です。
スポンサーリンク三菱さんの技術相談で聞いたところ、電源OFFでバッテリーが外されている
状態でも30秒間はコンデンサでメモリーを保持しているとのことです。
F2-40BLは電圧3.6Vでメーカーさんによると、電池の寿命の目安は約5年ということです。
使用状況や環境により変わるとのことです。
バッテリー型式:F2-40BL 三菱電機製
下記↓商品リンク(クリックで開きます。)
○F2-40BL性能詳細
種別 | 塩化チオニルリチウム電池 |
初期電圧 | DC3.6V |
公称電流容量 | 1800mAh |
バッテリ寿命 | 約5年 |
三菱FX バッテリーランプ点灯時の対応及びプログラム保持日数
三菱シーケンサ バッテリー型式一覧
三菱シーケサFXタイプバッテリー電圧値をGX-Works2から読み出しする方法
これで三菱シーケンサ(今回の例FX2N)のバッテリー(電池)交換方法の解説を
終了させて頂きます。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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当記事は、2016年12月23日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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