三菱シーケンサ(今回の例Q-CPU)でLEDライトを調光(PWM制御)する方法を記載します。
PWM命令を使い簡単に制御(調光)できます。
〇必要なもの
・ソリッドステートリレー(SSR)今回テスト用:オムロンG3FD-X03SN DC5-24
・リレーソケット 上記SSR用のソケット :PYF08A
・LEDライト テスト用 LED ワークライト CREE製 18W
・シーケンサ Q02UCPU+トランジスタ出力ユニット(QY42P)を使用しました。
・パソコン 今回のテストでは GX Works2インストール済みのノートパソコン
〇接続イメージ図
〇接続例
上図の様にトランジスタ出力の『Y0』にSSRのコイル側13番端子を接続
(『YO』でなくても任意の出力アドレスで可、但しトランジスタ出力のみ)
SSRのコイル側14番端子を電源の+(24V)に接続
LEDの+端子を電源の+(24V)に接続
LEDの-端子をSSRのロード側8番端子に接続
SSRのロード側12番端子を電源の-(GND)に接続
スポンサーリンク〇GX Works2のプログラム例
上図の様にPWM命令を使います。
プログラム例 ⇒ [PWM K5 K10 Y0]
今回のプログラム例では、10ms中に5msのみY0がONとなります。
この状態で明るさは約50パーセントとなります。
K5のところをK1に変更すると10パーセント、10ms中に1msのみY0がONとなり
かなり暗くなります。
K5の部分をデータレジスタに置き換えれば、タッチパネルから変更できます。
但し、PWM命令は1つのCPUで1命令しか使えません。残念です。
プログラム上複数のPWM命令を記載することは可能ですが、1つしか有効になりません
ので、同時に複数のPWM命令を使用することはできません。
本当かと、三菱さんに技術相談しましたが、本当です。
〇製品紹介
SSR : オムロンG3FD-X03SN DC5-24
上記SSR用のソケット:オムロンPYF08A
LEDライト:KAWELL LED ワークライト18W CREE製 広角タイプ 防水・防塵・耐震
これで三菱シーケンサ(今回の例Q-CPU)でLEDライトを調光(PWM制御)
する方法の解説を終了します。
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当記事は、2016年10月7日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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