制御盤製作例 スペースがない場合の制御盤内2階建て構造の紹介

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制御盤サイズが決まっていて、機器が盤内に納まらない場合に有効な2階建て構造を
紹介させて頂きます。

今回の例は制御盤(箱)は特注で、サーボモーター、インバーターが多数あり
それらのアンプ類が場所をとり、一部2階建て構造としました。
いくらでも制御盤を大きくすることは可能でしたが、あまりにも大きすぎるので
ブレーカーやサービスコンセントなど、操作が必要な部品の上に2階立てにすることは
できませんが、それ以外の部品の上で一部2階建て構造としました。

○ 制御盤図(上から見た図)

表示サイズの問題で解りにくいと思いますが、イメージは解って頂けると思います。

下部の中板サイズは1400mm×325mmです。

上部の中板サイズは665mm×185mmです。

下部の中板図の赤枠の部分に上側(2階)の制御盤中板がきます。

○ 制御盤図(左横から見た図)

○ 制御盤図(下側から見た図)

特注金具を左右2枚作成し、それを柱としています。
右側は蝶番で固定し左側はローレットネジと取手を取り付けして開閉可能な
構造としています。

○今回使用した部品

蝶番:タキゲン製 型式:B-101-4
ローレットネジ:タキゲン製 型式:A-1176-SP-3
取手:タキゲン製 型式:A-1042-B-5
上記以外は特注です。

これで制御盤内2階建て構造の紹介を終了させて頂きます。

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当記事は、2016年12月20日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。

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