オムロン製 非接触温度センサー 型式 ES1B の使い方を解説致します。
文字通り、非接触にて温度を測定するデバイスです。
特徴は出力線(緑+、白ー)に熱電対と同等の起電力を出力するしくみ
となっていますので、一般的な温調器やシーケンサの温調ユニットに
直接入力することができます。
電源(DC12V/24V)が必要です。橙色線にプラス、シールド線にマイナスを
供給します。
直接、センサーを接触させて測定できない箇所には有効です。
今回、回転ローラーの温度測定に採用しました。
【製品の仕様】
電源電圧 | DC12/24V |
消費電流 | 20mA以下 |
温度測定範囲 | 10~70℃ / 60~120℃ / 115~165℃ / 140~260℃ |
温度ドリフト | ±0.4℃/℃以下 |
出力インピータンス | 1~4KΩ |
本体材質 | ABS樹脂 |
保護構造 | IP65 |
重量 | 約120g |
リード線 | 補償導線3m PVC被覆 耐熱70℃ |
※上記の仕様は主要項目抜粋です。
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今回は同じくオムロン製の温度警報器、型式K8AK-THに接続しました。
上の写真の右側の温度警報器の1番が熱電対の+入力端子で
2番が熱電対の-入力端子です。
非接触で安心して使え、補償導線も3m付属なので、そのまま使えて便利です。
これでオムロン製 非接触温度センサー 型式 ES1B の使い方の解説を終了させて頂きます。
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当記事は、2017年2月28日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
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