基礎編 三菱シーケンサ(QCPU) プログラムデータ読出、保存

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三菱シーケンサ(今回の例QCPU)プログラムデータの読出、保存方法を記載します。

○接続条件

・シーケンサは Q02UCPU を使用
・GX-Works2がインストール済みのパソコンとの通信
・USB接続

○必要なもの

USBケーブル (A-ミニBタイプ)
テストで使ったもの:サンワサプライ KU-SLAMB525BK

○シーケンサとパソコン間は既に接続が完了しているものとして本ページでは説明します

接続確認がまだの場合はこちらを参照下さい。

接続編

CPUユニットの(RUN⇔STOP)のスイッチはどちらでも読出できますが
シーケンサが装置と接続されている場合はSTOPにしたほうが安全です。
シーケンサがRUN中(装置可動中)でも読出は可能です。

○読出手順

パソコンを起動しGX-Works2を立ち上げます。

シーケンサとパソコンをUSBケーブルで接続します。

上部タグの『オンライン』から『PC読出』をクリックする。

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・『オンラインデータ操作』画面がポップアップします。
左上部 『読出』にチェックが入っているか確認
中央部 読み出したいデータにチェックを入れます。
(どれが必要か解らない場合は全てチェックする)
最後に右下部『実行』をクリックします。

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・読み出しが完了すると下写真の『PC読出』のポップアップが立ち上がります。
完了を確認後『閉じる』をクリックします。

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・読み出しが完了し、シーケンサ内部のプログラムデータがパソコン(GX-Works2)に
読み出しされました。

・画面左側『プロジェクト』に今回読出選択した、『パラメータ』と『プログラム』が
読み出しされています。

それぞれを見たい項目をクリックすると右側に表示されます。

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・プログラムの『MAIN』をクリックしてみる。
右側に実際のプログラムが表示されました。
(今回テストなので、2行しかありませんが実際はもっと多いでしょう)
今回テストで使ったシーケンサ内に『MAIN』という名前のプログラムがあったので
『MAIN』が読み出しされましたが、必ず『MAIN』という名前のプログラムが
存在する訳ではありません。

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・保存する

読み出ししたプログラムデータをパソコンに保存します。
上部のタグの『プロジェクト』をクリックする。

次に『名前を付けて保存』をクリックする。あとは保存場所を指定し
ファイル名を決めて『保存』をクリックする。(ワードやエクセルと同じです。)

今回テストで使用したUSBケーブル:サンワサプライ製 型式:KU-SLAMB525BK

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ひきつづき、照合方法のページにいくには下記をクリック下さい。

プログラム照合方法のページへ

これで三菱シーケンサ QCPU プログラムデータの読出、保存方法の解説を終了させて頂きます。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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   当記事は、2016年10月7日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。

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