三菱シーケンサ(今回の例Q00UCPU/Q01CPU)のパソコンとの接続方法を記載します。
Q00CPUとQ01CPU以外は下記のページを参照お願い致します。
○接続条件
・シーケンサは Q00CPU を使用
・GX-Works2かまたはGX-Developerがインストール済みのパソコンとの通信
・USB接続
○必要なもの
・QC30R2(パソコン ⇔ シーケンサCPU接続用RS-232ケーブル)三菱電機製
Q00CPUとQ01CPUは通信コネクタが丸型RS-232Cコネクタで特殊なので必需品です。
・CS1W-CIF31(オムロン製 シリアル / USB変換器)
パソコンにシリアルポートがあれば不要ですが、最近のノートパソコン
には無いので、これも必要となります。
(付属のCDからパソコンにドライバのインストールが必要です。)
他社製のシリアル / USB変換器でも可です。ページの最後に紹介しています。
○接続
・下の写真の様に丸型コネクタ(写真左上)の方をシーケンサに
USB(写真右上)の方をパソコン接続
上の写真のQC30R2ケーブルは三菱製の純正品ではありませんが互換同等品です。
○下の写真の様に丸印のところにQC30R2丸型コネクタをを接続します。
パソコンとの接続にはドライバのインストールが必要です。
CS1W-CIF31に付属の説明書に従いドライバをインストールします。
○パソコンの起動とCS1W-CIF31のUSB接続が完了しましたら
パソコンがCS1W-CIF31を認識しているか否かとCOMポート番号が
何番に割り当てられているかを確認する必要があります。
確認方法
パソコンの『コントロールパネル』 → 『デバイマネージャ』を開きます。
又は『コントロールパネル』→『システム』→ 『デバイマネージャ』
下の写真の赤枠の中の(COM4)という部分の数字が何番か確認する。
今回の例では4です。(何番に割り当てられるかはパソコンにより変わります)
確認が終わりましたら、GX-Works2かまたはGX-Developerを立ち上げます。
今回はGX-Works2で解説させて頂きます。
スポンサーリンク・上部タグの『オンライン』から『PC読出』をクリックします。
・シリーズ選択のポップアップが立ち上がります。
今回Qシリーズですので、『QCPU(Qモード)』を選択し、OKをクリックします。
・接続先設定のポップアップ画面が立ち上がります。
左上 パソコン側I/F 赤丸内が写真の様にデフォルトはUSBとなっています。
赤丸の部分をクリックして変更します。
・パソコン側 I/F シリアル詳細設定のポップアップ画面が立ち上がります。
上の様にRS-232Cにチェックを入れて
先ほどパソコンで確認したCOMポート番号を
を入れます。今回のテストでは4です。
最後に『OK』をクリックします。
接続先設定の画面で『通信テスト』をクリックします。
・接続成功のポップアップが立ち上がります。OKをクリックします。
これで接続が完了です。
万一、『PCと交信できません。』と表示された場合は接続失敗です。
下記を確認下さい。
ケーブルの接続確認
CPUユニットのMODEランプ点灯
パソコンのデバイスマネージャの確認(COMポート番号)
専用ケーブル
QC30R2(パソコン ⇔ シーケンサCPU接続用RS-232ケーブル)三菱電機製
下記互換品↓商品リンク(クリックで開きます。)
今回の記事で紹介させて頂いた、シリアル / USB変換器CS1W-CIF31(オムロン製)
ドライバCDもセットになっています。
サンワサプライ製のシリアル / USB変換器です。
こちらも接続確認しています。
ひきつづき、読み出し方法のページにいくには下記をクリックして下さい。
プログラム読出方法のページへこれで三菱シーケンサ QCPU のパソコンとの接続方法の解説を終了させて頂きます。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
スポンサーリンクトップページに戻る
当記事は、2016年12月9日時点の情報です。ご自身の責任の元、安全性、有用性を考慮頂き、ご利用頂きます様お願い致します。
当サイトに掲載中の画像は当サイトで撮影又は作成したものです。商用目的での無断利用はご遠慮願います。